Fe-Ni合金は一般的に柔らかく延性がある為切削加工が難しく、快削化が望まれていました。S添加では熱間加工性を著しく損なうため快削化が難しい鋼種でしたが、当社ではTICSによる快削化技術を用いて実現しました。

特徴

  1. TICS快削化により、切粉破砕が格段に向上しています。
  2. 熱膨張係数等の諸特性は従来材同等です。

 

【切粉形状】

材質説明

【基本組成】

  • K-EL70CS(快削インバー) 36Ni-Fe-TICS
  • K-EL50CS(快削スーパーインバー) 32Ni-5Co-Fe-TICS
  • K-ET52CS(快削コバール) 29Ni-17Co-Fe-TICS

諸特性

【物理的性質】

鋼種名 密度
(g/cm~{3}
熱膨張係数
(X10~{-6}/℃)
ヤング率
(X10~{10}N/m~{2})
剛性率
(X10~{10}N/m~{2})
ポアソン比
K-EL70CS 8.12 1.4
1.5
14.3 5.55 0.29
K-EL50CS 8.14 0.6
0.8
14 5.47 0.28
K-ET52CS 8.2 5.48
5.27
13 4.82 0.35

 

熱膨張係数:上段α20-60℃、下段α20-100℃

【機械的性質、硬さ】

その他

【TICS】

PbフリーTICS快削電磁ステンレス鋼を参照ください。